私たちについて

小島広之 | Hiroyuki Kojima(音楽学)

 1993年、愛知県生まれ。慶應義塾大学理工学部を経て同大学文学部美学美術史学専攻を卒業。現在、東京大学大学院超域文化科学専攻表象文化論分野博士後期課程に在籍。

 音楽美学、作曲論研究。特に関心を持つのは、1920年代ドイツ語圏における作曲行為における主体と客体の関係性、音楽における「純粋」理念、反表現的な音楽作品に関する言説。主な論文に「パウル・ベッカーの客観主義的な音楽美学」(『音楽学』第67巻第2号)がある。

 音楽研究と並行して、ウェブメディア「スタイル&アイデア:作曲考」を運営し、最新の現代音楽の「作曲行為」に触れる機会を創出している。第9回柴田南雄音楽評論賞奨励賞受賞。

坂本光太 | Kota Sakamoto(チューバ奏者)

 1990年生まれ。現代音楽、実験音楽、即興演奏を中心に活動。ヴィンコ・グロボカール作品の社会参与についての研究を行っている。
 近年の出演・作品・リサイタルに、「態度と呼応のためのプラクティス|ごろつく息:坂本光太(チューバ奏者)×和田ながら(演出家)」(東京コンサーツ・ラボ、東京、2021)、「暴力/ノイズ/グロボカール」(BUoY、東京、2020)、『あそびのじかん』関連プログラム「この宇宙以外の場所」(東京都現代美術館、2019)「Looking Ahead vol.3: 無伴奏チューバの半世紀」(eitoeiko、東京、2019)『OPEN SITE 2018-2019「米田恵子(1912-1992)の作品と生涯について」』(トーキョーアーツアンドスペース本郷、2018)など。共著に「音楽で生きる方法」(青弓社、2020)、論文に「ヴィンコ・グロボカール小伝:1934年から1970年代まで」『音楽研究 : 大学院研究年報』第33巻など。 京都女子大学助教。「実験音楽とシアターのためのアンサンブル」メンバー。博士(音楽)。

西村聡美|Satomi Nishimura(アートマネジメント|企画制作)

 1990年栃木県生まれ。2013年武蔵野音楽大学音楽学部卒業。アートマネジメントを専攻。
 これまでの職歴に、トーキョーアーツアンドスペース本郷職員(学芸)、びわ湖ホール事業部職員、一般財団法人地域創造「公共ホール音楽活性化事業」コーディネーター・アシスタントなど。現在は都内の音楽事務所にてアーティスト・マネジメントと公演制作業務を担当している。
 他者が介入することによる予測不可能性への関心を起点とし、劇場の中で行われる公演にとどまらず、アウトリーチ事業や学校公演といった教育普及事業や市民参加型プログラムの運営に携わる。また、美術や演劇などの他分野との領域横断的な活動にも取り組む。

原塁 | Rui Hara(音楽学、表象文化論)

 1989年仙台市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。博士(人間・環境学)。専門は音楽学、表象文化論。現在、京都芸術大学、早稲田大学非常勤講師、日本学術振興会特別研究員(PD・東京大学)。
 著書に『武満徹のピアノ音楽』(アルテスパブリッシング、2022)、論文として「武満徹《閉じた眼》におけるモティーフの操作と「夢」の美学」『表象14』(2020)、「肉体とエレクトロニクスの邂逅——佐藤聰明《リタニア》における一九七〇年代初頭の実践との紐帯」『表象16』(2022)などがある。批評誌『エクリヲ』「音楽批評のアルシーヴ 海外編」、ロームシアター京都webマガジン「SPIN OFF」などに寄稿。

八木友花里 | Yukari Yagi(打楽器奏者)

 1992年生まれ。国立音楽大学打楽器専攻を卒業後、フランスのリュエイユ=マルメゾン地方音楽院打楽器科最高課程、パリ地方音楽院マリンバ科最高課程、スイスのチューリッヒ芸術大学マリンバ科(修士)をそれぞれ首席で卒業。現在ケルン舞踏音楽大学打楽器科・現代音楽科(修士)に在籍。
 イタリア国際打楽器コンクール第1位、Paris Music Competition 打楽器部門金賞など、国際コンクールにて優秀な成績を収める。打楽器の20・21世紀の音楽やパフォーマンス表現を探求し広めることを目的に「未知への扉」と題したコンサートを二度主催。ヘルムート・ラッヘンマン、シモン・ステン=アナーセン、ヴォルフガング・ミッテラーなど、ヨーロッパで活躍する作曲家達とのコンサートに多数出演。米国Marimba One社専属ディスカバリーアーティスト。